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オーダーラグができるまで

2013.02.06
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右:糸を撚り合わせている様子

近年職人の減少により、海外での生産が増えているフックラグ(※1)。
現在、日本国内に10数社しか残っていないフックラグ工場の一つ、四国・徳島県(※2)の工場で、MOMO naturalのオリジナルオーダーラグCOLORSが生まれています。創業40年のこちらの工場では今でも自動織機を導入せず、職人の手作業による丁寧な作りを続けています。

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左:工場の外観 中央:撚り合わせてできた糸巻き 右:基布に下書きする際に使用する型紙

注文を受けてからお客様の元に届くまで3週間。一枚一枚丁寧に作っています。

糸のほとんどは、注文が入ってから香川県にある染色工場に糸を持って行き、染色しています。
天然木の家具に合わせて色を作っているので、家具との相性も良く鮮やかで深みのある色味を楽しんで頂けます。
染色後、工場の中で糸を撚り合わせ下準備をします。モモ ナチュラルではしなやかで柔かなタッチに仕上げるため、一般的なラグの糸よりも細いアクリル糸を柔軟加工し、使用しています。糸のセッティングも含め、ここまでの行程で約3日間を要します。
続いて、基盤となる布(基布)に墨汁を使い、直接型を下書きしていきます。

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左:フッキングに使用する糸巻き 中央:下書きに従って下から1列ずつ打込みます。 右:ラグの場合、写真の様に横に大きく打込んでいきます。

下書きが終わるといよいよメインのフック作業。
打ち込む作業のことをフッキングといい、糸を1本ずつ打ち込むのではなく、
モモ ナチュラルでは細い糸を8本の1つの束にして打ち込んでいくことで、密度のある優しいふんわり感を出しています。
8本の糸をフックガンという機械にセッティングし、下書きした枠に沿って横に移動しながら打ち込んでいきます。
フックガンの力が強く、横にまっすぐ等間隔に打っていくのが難しく、これは本当に職人技。
鍛錬した職人さんであれば、機械でやるよりも早く、キレイな打ち込みに仕上がります。

また、MIX色はさらに作業が大変になり、この8本の色構成を変えて、3色の糸を使って8本の糸を束ねていくので、単色よりもひと手間かかりますが、3色になった時の表情の豊かさはこの作業のおかげ。

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左:ラテックスを塗布している様子 中央:乾燥後パイルの長さを均等に揃えるシャーリングの様子

糸を打ち込んだ後は、裏面にラテックス(接着剤)加工をすることで、糸を固定させると共に、ラグとして強度が増し、
より長持ちし、フローリングでも滑りにくい仕上がりとなります。それにより遊び毛も出にくくなります。
そして、ラテックスが乾くまで丸1日乾燥させます。

最後は、敷いた際にきれいに見えるようにふちを折り返して、アイロンつけ。
仕上げに、座った時の気持ちよさを最大限に活かすため、シャーリングというカット作業で表面を整えて、完成!
抗菌試験も合格しているので、抗菌・防臭機能があり、お子様がいるご家庭でも安心してお使い頂けます。

全行程10日。その後、出荷手配でようやくお客様の元へ。
メイドインジャパンの品質の確かさ。
一つずつ丁寧に職人の手によって作られたフックラグの座った時のふんわり感は、日々の暮らしを少し特別にしてくれます。
カラーバリエーションや選べる毛足の長さも増え、より自分らしいお部屋づくりを楽しんで頂けます。

*1 フックラグ:フックラグとは、基布のデザインに沿って一本針の電動フックガンを使用して糸を打ち込む製法で作られるラグのことを言います。 フックラグの発祥は今から約200年前、19世紀初頭のアメリカ合衆国で、輸送用袋の麻袋をラグの基礎になる布として使用し、鯨の骨に木製のハンドルをつけたものを針にして、作られたのが始まりです。

*2 四国・徳島県:四国徳島はフックラグの歴史において指折りの産地であり、現在も4社残っている土地でもあります。

*ホットカーペット・床暖房対応。
*使用しているパイル糸は、抗菌・防臭機能があり、お子様がいるご家庭でも安心して使えます。
*納期:約3週間。

RUG Lineuphttps://www.momo-natural.co.jp/curtain_rug/rug/rug-lineup/long/
RUG Stylinghttps://www.momo-natural.co.jp/curtain_rug/rug/rug-styling/
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